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【漢検・英検・数検】中学3年間で何をいつ受ける? スケジュールを立ててみよう

【漢検・英検・数検】中学3年間で何をいつ受ける? スケジュールを立ててみよう

「漢検や英検ってどれをとればいいの?」
「中学3年間でいつ受けるのがベスト?」

そんな中学生とその保護者の方へ、わが家なりの検定受検についての考えをまとめてみました。

検定取得スケジュールを立てるうえで、どなたかの参考になればうれしいです。

この記事を書いた人
プロフィール

ラクハハ
都内の公立中学校に通う中学生男子の母。とにかく塾には行きたくない息子のために、できる範囲で家庭学習のサポートをしています。

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中学生の検定取得は本当に必要?

中学生で漢検・英検・数検の資格取得を目指す場合「高校受験に有利になるから」という目的の人が多いのではないでしょうか。

高校入試で各検定を活用する学校は増えているようですが、公立高校より主に私立高校で優遇措置が設けられていることが多いです。

大阪府など自治体によっては公立高校入試での優遇措置があるところも!

\ 英検準1級を持っていたら英語は満点保証! /
大阪府立高等学校の英語学力検査問題改革について

優遇措置の内容としては、取得している検定によって内申点への加点入試結果への加点などがあります。

これらの優遇内容や条件は各高校によってことなるので、それぞれ自分で確認する必要があります。

まずは希望する高校や受験する可能性がある高校について、どのような優遇措置があるのか調べてみましょう。

各高校のホームページで募集要項をチェック!「入試案内」や「受験情報」といったページに掲載されていることが多いです。

  • A高 英検・漢検・数検は3級以上で内申合計に+1加点
  • B高 英検3級は+1・英検準2級は+2 内申に加点
  • C高 検定による加点なし

これらはほんの一例ですが、各高校によって優遇条件はさまざまです。

「志望校が決まっていない」という場合でも、まずは通える範囲の高校について調べてみることで「コレはとっておいたほうが良さそうだな」というものがわかります。

検定以外の優遇や出願条件なども記載されているので募集要項は早めに確認しておくと安心です!

特に(わが家のような)内申点に不安がある場合は、中3になってからあわてないためにも早めのリサーチをオススメします。

レビューの親の叫びに共感…
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漢検・英検・数検 どれを選ぶ?

すでに行きたい高校が決まっていればその高校の入試情報から必要な検定や級を決定できますが、中学入学前や中学1年生はもちろん、2年生でさえ進路について明確な考えを持っている子は少ないのではないでしょうか。

  • 内申点に不安あり
  • 志望校が決まっていない
  • 高校入試に向けてなにか検定取得しておいたほうが良さそう

そんなわが家の場合ですが、近隣高校の情報をリサーチしつつ、まずは子供本人の意見を聞いてみました。

都立高校入試で英語のスピーキングテストもはじまったし、やっぱりメジャーな英検はどうかな??

中1ムスコ
中1ムスコ

数学は苦手だし、英語の面接とかムリ!漢字ならなんとかなるかも…

\ 詳しくはコチラの記事をどうぞ /

そんな完全な消去法でしたが、受けるのは本人なので息子の希望を第一に漢検取得を目指すことに決まりました。

このあたりは

  • 得意を伸ばしたい子/苦手を克服したい子
  • 資格取得がモチベーションになる子/ならない子

といった子の性格に寄り添いながら、最終的には検定の取得が子供のやる気や自信につながる選択をできればいいですね。

「漢検も英検もどちらも3級をとる!」「得意な数学で数検2級を目指す!」など、いろいろな選択肢があると思いますが、やはり子供本人が納得して決めることが大切ではないでしょうか。

上位級を取得すると大学受験においても試験免除など有利になることがあるので、個人的には得意をどんどん伸ばしていくのもアリかなと思っています。

\ 子どもの認知特性を知ろう!/
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受検スケジュールの立て方

どの検定を受けるか決まったら、何級までを目指すのかもあわせて考えておくとスケジュールが立てやすいです。

4級から順に3級、準2級までの取得を目指すのであれば、最低3回の受検が必要になります。

できれば中学入学の早い段階で今後の受検スケジュールを決めておくことで、部活や定期テストで忙しい中学生でも効率的に検定取得を目指すことができます。

わが家の場合は「何級までを目指す」という最終目標は決めていなかったのですが、中3になってからあせらないように、1・2年の間になにか取得できればということで受検スケジュールを決めました。

まずは1年生の間に1度受けて、その結果次第で2年生の間にどこまでチャレンジするか考えられるようにすること

そして、通っている中学校で年三回受検することができるので、その日程のなかからできる限り定期テストに影響のない日程にすること、を考えて決めました。

内申対策での検定の勉強のせいで定期テストがおろそかになると本末転倒なので、ここは完全に定期テスト優先で!

これについては、日頃からコツコツ勉強ができるタイプか、試験前に集中して勉強するタイプかにもよると思います。

検定試験は受けたいときにすぐ受けられるものでもないので、部活の大会や学校行事など事前にわかっている予定はできる限り考慮してスケジュールを立てると、親子ともに落ち着いて取り組むことができるのではないでしょうか。

ちなみに息子は、申し込んだ検定をインフルエンザで受けられなかったことも!こんなこともあるので余裕をもったスケジュールを立てましょう。。

せっかく勉強してたのに、予定が狂って大変だったな…

漢検・英検・数検 今後の試験日程は?

漢検・英検・数検の今後の試験日程についてまとめてみました。

詳しくは各公式サイトをご確認ください!

漢検 検定日程

日本漢字能力検定・個人受検の日程です。

2023年度

第1回検定日2023年6月18日(日)
第2回検定日2023年10月22日(日)
第3回検定日2024年2月11日(日)

2024年度

第1回検定日2024年6月16日(日)
第2回検定日2024年10月20日(日)
第3回検定日2025年2月16日(日)

学校や塾などを通して申し込む団体受検については日程が異なります(団体受検・検定日程)ので、ご注意ください。

\ 最新情報はコチラでご確認ください /

英検 検定日程

実用英語技能検定・個人申込の日程です。

2023年度

一次試験二次試験
第1回検定日2023年6月4日(日)7月2日(日)・7月9日(日)・7月16日(日)
第2回検定日2023年10月8日(日)11月5日(日)・11月12日(日)・11月23日(木・祝)
第3回検定日2024年1月21日(日)2月18日(日)・2月25日(日)・3月3日(日)
※二次試験の日程は申込方法・受験級などによって指定されます

2024年度

一次試験二次試験
第1回検定日2024年6月2日(日)7月7日(日)・7月14日(日)
第2回検定日2024年10月6日(日)11月10日(日)・11月17日(日)
第3回検定日2025年1月26日(日)3月2日(日)・3月9日(日)
※二次試験の日程は申込方法・受験級などによって指定されます

学校や塾などを通して申し込む団体申込については日程が異なりますので、ご注意ください。

\ 最新情報はコチラでご確認ください /

数検 検定日程

実用数学技能検定・個人受検の日程です。

2023年度

第406回検定日2023年4月16日(日)
第410回検定日2023年7月23日(日)
第414回検定日2023年10月29日(日)

2024年度

第423回検定日2024年4月14日(日)
第427回検定日2024年7月21日(日)
第431回検定日2024年10月27日(日)

提携会場受検団体受検については日程が異なりますので、ご注意ください。

\ 最新情報はコチラでご確認ください /

CBT受検について

漢検・英検・数検ともに、個人受検については年三回の検定が実施されていますが、受検方法によってはその他の受検日程も多く用意されています。

コンピューター上で受検する『英検S-CBT』『漢検CBT受検』は、実施回数も多く柔軟に受検日程を決めることが可能です。

ただし、時期や会場によっては空きがなく申し込めない場合もあるので、CBT受検でも余裕のあるスケジュールを立てておくと安心です。

さいごに

スケジュールを立てて検定取得を目指すことは、中学生にとって身近な成功体験を得るチャンスでもあります。

基本的には3級以上が高校入試に有利になるとはいわれていますが、4級でも5級でもなにかに挑戦して『合格』を勝ち取ることは、必ず自信につながるのではないでしょうか。

勉強が苦手・嫌いな子ほど、チャンレンジしてみてほしいなと願っています!