現在完了形をマスターするニャー
現在完了形とは
現在完了形とは「過去から現在までの行動や状態」を伝えるときに使われ、have(主語が三人称単数の場合はhas)+ 動詞の過去分詞 で表されます。
<現在完了形> have[has]+ 動詞の過去分詞
過去形は「昨日、友達と遊んだ」のように過去の特定の時点の出来事や状態を表しますが、現在完了形は「昨日からずっと友達と遊んでいる」のように過去から現在までの経験や状態を表し、その結果や影響が今も続いていることを表現するときに使われます。
現在完了形には
- 継続「(ずっと)〜しています」
- 経験「〜したことがあります」
- 完了「〜したところです」
の3つの意味を表す用法があります。
3つとも「have+過去分詞」だよ
現在完了形・継続用法
現在完了形の継続用法は「(ずっと)〜しています」という、過去から現在にかけて継続している行動や状態を表します。
継続用法では、for〜(〜の間)since〜(〜から、〜以来)がよく使われます。
I have studied English for two years.
私は2年間ずっと英語の勉強をしています。
He has lived in this town since last year.
彼はこの町に昨年からずっと住んでいます。
現在完了形・経験用法
現在完了形の経験用法は「〜したことがあります」という、過去から現在までの経験や出来事を表します。
経験用法では、〜times(〜回)before(以前)once(一度、かつて)never〜(一度も〜ない) がよく使われます。
I have visited Tokyo three times.
私は3度、東京を訪れたことがあります。
She has seen the movie before.
彼女は以前、その映画をみたことがあります。
現在完了形・完了用法
現在完了形の完了用法は「〜したところです」という、過去から現在までの行動や状態が今ちょうど完了したことを表します。
完了用法では、just(ちょうど)already(すでに)yet(まだ、もう) がよく使われます。
I have just finished my homework.
私はちょうど宿題が終わったところです。
Ken has already read the book.
ケンはすでにその本を読みました。
まとめプリント:現在完了形
不規則変化の過去分詞
不規則動詞の過去分詞について、よく使われるものを一覧にしました。
不規則動詞には
- 原形・過去形・過去分詞がそれぞれ違う形
- 過去形・過去分詞が同じ形
- 原形・過去形・過去分詞がすべて同じ形
- 原形・過去分詞が同じ形
の4パターンがあるので、それぞれのパターンごとに覚えることをオススメします。
数が少ないパターン3と4から覚えちゃおう!