家庭学習をサポートする上で、持っているとなにかと便利なプリンター。
どんなプリンターを選べばよいかわからない…
とお悩みの方に、私が実際に使用しているモノクロレーザープリンターのおすすめポイントについてご紹介します。
プリンターの購入や買い替えを検討中の方の参考になるとうれしいです。
モノクロレーザープリンターを選んだ理由
使用していたプリンターが壊れてしまい、新たに選んだのはCanon キヤノン A4モノクロレーザープリンター Satera LBP6040でした。
家庭用のプリンターといえば、年賀状や写真印刷ができてコピーやスキャナーもついた複合機タイプのインクジェットカラープリンター(カラリオとかPIXUSとか)が主流ではないでしょうか。
わが家でも今まではそういったインクジェットプリンターを使っていたのですが、過去に使った2台とも、3年ほどでインクのトラブルで壊れてしまいました。
クリーニングを行ったり新しいインクに替えてみても、印字のズレやかすれなどの不具合が改善されず、結局本体の買い替えに…。
いろいろ調べてみたところ、どうやらインクの目詰まりのようでした。
次こそは目詰まりしにくいプリンターが欲しい!
ということで、選んだのがモノクロレーザープリンターです。
レーザープリンターのメリット・デメリット
そもそもレーザープリンターとは?インクジェットプリンターと何が違うの?
インクジェットプリンターはその名の通り、インクを用紙に吹き付けることで印刷します。レーザープリンターは、トナーと呼ばれる粉をドラムで圧着して印刷します。インクのほうが色の再現性が高い反面、普通紙などの場合は色がにじんでしまうことがあります。
引用:インクジェットプリンターとレーザープリンターの違い!
そのためインクジェットプリンターは写真などの印刷、レーザープリンターはドキュメントの印刷に向いていると言えます。
インク詰まりが起きない
レーザープリンターはインクを使用しないため(印刷の仕組み自体が違う)インク詰まりは起こりません。
会社で使用していたこともあり業務用というイメージが強かったのですが、レーザープリンターを選ぶことで目詰まり問題が一気に解決!
ただ、このインクジェットプリンターの目詰まりは「長期間印刷しないことでインクが固まって目詰まりを起こす」のだとか。
たしかに年賀状の印刷くらいでしかプリンターを使わないこともあったので、プリンターのせいというより私の使い方に問題があったのかもしれません…。
在宅ワークなどで使用しないかぎり、毎日ガンガン印刷するという方は少ないかと思うので、プリンターの使用頻度が少ない方やインクの目詰まりに悩んでいる方にはレーザープリンターをオススメしたいです。
書類の印刷に最適
わが家の場合、自宅でプリントするものといえば、子どもの学習関係(漢検の解答用紙・スタサプのテキスト・自作のまとめプリントなど)か書類がほとんどです。
レーザープリンターは、インク特有の文字のにじみがなく字や線がはっきりと印刷できるので、問題用紙などのプリントにぴったりです。
インクのべたっとした感じもないので、印刷後すぐにさわったり書き込みをしてもインクが付いたりこすれたりしないのも家庭学習において助かるポイントでした。
印刷スピードが早い
レーザープリンターのメリットといえば、やはり印刷スピードが速いことです。
1、2枚のプリントだとあまり感じませんが(でも普通に速い)ある程度まとめてプリントするとその速さにびっくりすることも。
Canon キヤノン A4モノクロレーザープリンター Satera LBP6040は、電源を入れてすぐに印刷できるので「電源ON→スマホから印刷データ送信→プリント完了」までがあっという間で本当にノンストレスなんです。
無線LAN対応でワイヤレスプリントができるので、子どもからの「ちょっとこれプリントしてほしい」というリクエストにも面倒がらずにサクッと対応できます。
在宅ワークの方や、レポートを印刷する学生さんにもとってもオススメのプリンターです。
本体・消耗品が高い?
レーザープリンターのデメリットとして、本体や消耗品の値段が高いということがいわれますが、実際はどうでしょうか。
本体については、一般的に家庭用として購入されることが多い複合機タイプのカラープリンターだと3万円前後くらい(モデルによりますが)かと思うので、今回選んだプリンターについては機能を絞ったこともあり比較的購入しやすい価格ではないかと思います。
このプリンターを使いはじめて3年とすこし経ちましたが、消耗品であるトナーカートリッジについては購入時に付属していたものから一度も交換していません。
インクジェットプリンターを使っていたときは、カラー印刷を使用していたこともありますが、割と頻繁にインクの交換が必要だったので、わが家としては消耗品費はかなり下がっています。
本体サイズが大きくて重い?
その他にレーザープリンターのデメリットとしてあげられていたのが、本体サイズが大きい・重いということでした。
これはまさに、インクジェットかレーザーかというより機種によるというところではないでしょうか。
一例として、Satera LBP6040(レーザープリンター)とPIXUS XK120(インクジェット複合機)を比較してみると
Satera LBP6040 | PIXUS XK120 | |
本体サイズ | 364×249×199mm | 372×345×142mm |
本体重量 | 約5kg | 約6.6kg |
たいしてかわらないような…
(本体重量の仕様書の記載が、Sateraは「カートリッジを除く重量」なのに対して、PIXUSは「プリントヘッド、インクタンクを含む重量」だったので、Sateraの方がかなり軽くなってはいます。)
やはり、レーザープリンターは業務用というイメージが強いのかもしれませんが
Satera LBP6040のような家庭用にもちょうどいいサイズのものもありますよ!と声を大にして伝えたいです。
モノクロプリンターを選んだ理由
カラー印刷ができないのって不便じゃない?
もともと長年カラープリンターを使用していましたが、あえてモノクロプリンターに買い替えたのには理由があります。
印刷サービスの充実
自宅でのカラー印刷といえば主に年賀状印刷くらいだったのですが、数年前に年賀状自体をやめてしまったので年賀状作りが不要になりました。
今はスマホからでも簡単に利用できる年賀状や写真の印刷サービスがたくさんあるので(しかも安い)必要に応じてそういったサービスを利用しています。
学校の課題のレポート作成や学習資料のプリントなどでカラー印刷が必要になることもありますが、ごくたまになのでコンビニ印刷を便利に利用させてもらってます。
こちらもスマホから簡単に印刷できるので、コンビニに行く手間はありますが、とっても助かっています。(セブンイレブンのネットプリントを使っています)
インクの管理が不要
モノクロプリンターにすることで、カラーインクの管理も不要になりました。(レーザープリンターなのでインクではなくカートリッジですが)
とにかくめったにカラー印刷を使わない私にとっては、いざ印刷しようと思ったらインクが1色切れていて印刷できなかったり、モノクロ印刷したいのにカラーのインク切れでエラーになってしまったりということがストレスだったので、カラー印刷をコンビニに完全に任せることでインクの管理からも開放されました。
カラー印刷を多く使用する場合はもちろんカラープリンターをオススメしますが、私のように「たまにしかカラー印刷を使わなくて結局インク詰まりをさせてしまう」なんて方は「カラー印刷は自宅以外で!」と割り切ってモノクロプリンターを選んでみてはいかがでしょうか?
使用用途によって機能の要不要を考える
実際の使用用途を考えたときに「A4用紙にモノクロ印刷をする」ことがほとんどだったのと、置き場所は自由に選びたかったので「ワイヤレスプリントができる」ことを条件に、機能はしぼったことで本体価格も手頃なモデルを選ぶことができました。
「カラー印刷はあまりしない」「コンビニが近くにある」ことから、コピーやカラー印刷、A3などの大きな用紙への印刷もすべてコンビニプリントで対応することに。
コピーなどはスマホアプリのスキャン機能もありますし、近頃は写真データやPDFでの書類提出も多くなったので、コピー自体あまり必要ではなくなりました。
いくつかの機能を手放したことで、それに関わるカラーインク・写真などの専門の印刷用紙・いろいろなサイズの用紙などの管理もすべて手放せ、A4用紙さえ準備していればOKという状態になりました。
トナーカートリッジは3年使用した今も文字のかすれなどは見られないので、まだしばらく使用できそうです。
素人考えですが、機能が絞られている方が故障しにくいかな?という期待もあります
まとめ
長くなりましたが「モノクロレーザープリンターにしたらとっても良かったよ!」というお話でした。
なかなか家庭用としては選択肢に入らなそうなので、わが家と同じような使用環境の方のプリンター選びの参考になればうれしいです。